2015年の読書

2015年の読書

今年は、30数冊読んだ。(詳細は読書メーター)
その中でのベスト10。

1位 「茨木のり子詩集」 谷川俊太郎:選
   「遠い朝の本たち」 須賀敦子
   「海からの贈物」 アン・モロウ・リンドバーグ

4位 「昭和16年夏の敗戦」 猪瀬直樹

5位 「蓮花の契り」 高田郁
   「あい」    同
   「晴れときどき涙雨」 同

8位 「若き数学者のアメリカ」 藤原正彦

9位 「現代人の祈り」 釈徹宗・名越康文・内田樹

10位 「家日和」 奥田英朗
   「我が家の問題」 同
   「空中ブランコ」 同



1位は、甲乙つけがたく3冊。

茨木のり子の詩は、作品自体が鮮烈で、後世に残るものだと思うが、
この本で、彼女の生涯が分かり、一層胸を打たれた。
詩人の矜持と、人間的な美意識が、尊いと思うVeda Salon

「遠い朝の本たち」は、不思議な魅力のある本。
独特の文体が、だんだん麻薬のように効いてきて、いつまでも永遠に読み続けたくなるほど心地良い。
この本で紹介されたのが、リンドバーグ夫人の「海からの贈物」。
昭和20年代アメリカの、知性と聡明さに富む女性のエッセイだが、
人類が真に語るべきエッセンスを、さらりと述べていて驚愕。


「昭和16年夏の敗戦」は、昭和天皇や東条英機の人間味が伝わってくるドキュメンタリー。
アメリカやソ連の恐ろしさに慄然。
太平洋戦争がなぜ起きたか、長年の疑問が氷解したismoka istick


高田郁の真摯な優しさには、心が浄化される。

藤原正彦の明解な筆致とユーモアも、大好きである。

奥田英朗は、今まで読まず嫌いだったが、読んだら視野の広さや文体が面白かった。
その数冊を読んだ中では、上記3冊が好き迪士尼美語 價格

< 2024年05月 >
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
カテゴリ
最近のコメント
QRコード
QRCODE
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
enenenene